お知らせ

伊豆半島南部に位置する下田市立朝日小学校で10月20日、小学５年生たちが「逃げ地図」づくりを行いました。講師を務めたのは、今年の日本都市計画家協会賞・静岡支部賞を受賞した地元の建築家・進士弘幸さん。今年で９年連続の９回目を数えます。当初はPTA会長を務めていた進士さんが小学校に依頼して始まりましたが、６年目からはコロナ禍では対面でのワークショップはできませんでしたが、児童たちが分担して作成したものを継ぎ合わせるなど工夫を凝らして「逃げ地図」づくりを続けてきました。

今年も進士さん自身が作成したジオラマ（模型）を使って朝日小学校周辺の地形と津波襲来の想定を学んだ後、各班に別れて「逃げ地図」を作成しました。作成した児童たちは来月、３回に渡ってフィールドワークを重ねて、気がついたことをいろいろ「逃げ地図」に書き加え、その成果を来年朝日小学校で開催する「はまぼう発表会」で地元住民の皆さんに発表する予定です。

進士さんが10月7日に母校の明治大学で開催された全国まちづくり会議2023で発表した日本都市計画家協会賞のプレゼンテーションのファイルもご覧ください。写真は進士さんと一緒に明治大学で発表した朝日小学校教頭の高橋綾子先生が撮影しました。