事例紹介
東京都 2025戸塚第一小学校
- 対象災害
-
- 洪水
- 火災
経緯と目的
戸塚協働復興活動研究会は、地域住民・実務家・研究者らにより設立された自主的な研究会である。地震や火災、洪水など様々な災害により被害が予想される東京都新宿区において、戸塚地区を主な対象として、地域力を育む協働復興活動を行ってきた。
本年度は、早稲田大学のボランティアサークル、WASENDが主体となりワークショップを実施した。
本取り組みの目的は、昨年同様ワークショップを通じて将来を担う子供達がまちづくりを考える機会の創出、そして地域と大学が一体となった防災をはじめとする地域活動の活性化促進とした。
方法と内容
社会科の時間の3コマ(午前中)を使って実施。1コマ目は地域の防災に関する座学、2コマ目は逃げ地図づくり、3コマ目はワークショップの振り返りに割り当てた。
成果と課題
初日は防災授業とまち歩きを行い、1週間後に逃げ地図作りワークショップを実施した。実際にまちを歩き、現状を目にすることで、浸水や道路閉塞の危険性についての理解が深まった。
神田川の浸水被害に対しては、事前避難のシナリオと洪水発生後の避難シナリオを準備し、児童は逃げ地図を作成することで、早期避難の重要性を理解することがでた。
昨年度により、少人数の開催のため、円滑に逃げ地図WSの実施ができた。
基本情報
| 開催年月日 | 2025/9/24, 2025/10/01 |
|---|---|
| 開催場所 | 東京都新宿区西早稲田3丁目 新宿区立戸塚第一小学校 |
| 主催 | 戸塚協働復興活動研究会 |
| 協力 | 早大防災教育支援会 WASEND |
| 参加対象 | 4年生全員(3クラス 計12グループ) |
| 参加者数 | 4年生73名、ファシリテーター15名、PTA有志6名 |
ワークショップの様子


