事例紹介
神奈川県 鎌倉市材木座、由比ヶ浜地区
- 対象災害
-
- 津波
経緯と目的
東日本大震災の被害地ではないところで行った最初の逃げ地図WSである。
WSに先立って主催者である地元のまちづくり団体「ひとまち鎌倉ネットワーク」の代表がまず日建設計に出向いてボランティアチームの羽鳥氏から逃げ地図のレクチャーを受けた。
これを「ひとまち」のメンバーに伝えて準備を行った。
現地の特徴は、津波被害の可能性が高い地域柄もあり、既に地元の町内会にて避難訓練や地域防災力向上に興味があった。古くから住まわれている方が多い為、強固な地域コミュニティが形成されている。地形が急傾斜な部分が多く、簡単な整備により避難時間の短縮が図り易い。
大きな目的として、『住民自らによる地域防災力向上』の事例としての意義がある。
方法と内容
東日本大震災の被害地ではないところで行った最初の逃げ地図WSである。
WSに先立って主催者である地元のまちづくり団体「ひとまち鎌倉ネットワーク」の代表がまず日建設計に出向いてボランティアチームの羽鳥氏から逃げ地図のレクチャーを受けた。
これを「ひとまち」のメンバーに伝えて準備を行った。
現地の特徴は、津波被害の可能性が高い地域柄もあり、既に地元の町内会にて避難訓練や地域防災力向上に興味があった。古くから住まわれている方が多い為、強固な地域コミュニティが形成されている。地形が急傾斜な部分が多く、簡単な整備により避難時間の短縮が図り易い。
大きな目的として、『住民自らによる地域防災力向上』の事例としての意義がある。
成果と課題
この日の成果物は日建設計に持ち帰ったあと、想定を変更して作成した津波避難施設がある場合の逃げ地図と比較検討が行われたり、鎌倉市内の他地域に紹介されたりするなど、当市におけるその後の逃げ地図の普及に大きな役割を果たすことになった。 ・WS参加者の自邸が避難場所まで相当時間かかることが判明。 ⇒後日、避難経路を短縮する実践的な取り組みを実施した。 ・このWSを通して、地元住民に以下のことを伝えることが出来た。 実際に置かれている状況の把握 有効的な避難経路 小さな取組から出来る地域貢献(近道の提案)
基本情報
開催年月日 | 2012年8月26日 |
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開催場所 | 鎌倉 材木座及び由比ヶ浜 |
参加者数 | 約30人程度(6,7人4,5チーム編成(?)) |
ワークショップの様子
説明を聞く地元住民の方々
地域防災への意識の高さを伺えるポスター
WS風景
隣地の許可を得て梯子を設置した地元住民
山道を乗り越えると避難場所への近道に成る為、道の整備実施
山道を乗り越えると避難場所への近道に成る為、道の整備実施