事例紹介
東京都 2025あさっこ会
- 対象災害
-
- 洪水
- 火災
経緯と目的
杉並区阿佐ヶ谷を拠点に活動する「あさっこ会」が主体となり、地域包括ケアを支える民生委員の方々を対象に「逃げ地図づくり」を実施した。
民生委員は、地域住民の身近な相談相手として、行政・専門機関・地域包括支援センターなどとの橋渡し役を担っている。今回の取り組みでは、高齢者や障がい者の円滑な避難を支援するため、まず「逃げ地図」を通じて水害や地震火災に対して脆弱なエリアを可視化することを目的とした。
方法と内容
杉並区成田東を対象に善福寺川の氾濫、および地震火災を想定してWSを実施
成果と課題
避難目的地点や道路閉塞地点などを、時間をかけて丁寧に追記してもらったことで、地域の防災上の危険性についても十分な理解が深まったと考えられる。
一方で、逃げ地図の対象範囲が広く、最後まで塗り終えられなかったグループもあった。特に水害に関しては道路閉塞箇所が多く、十分な作業時間を確保する、もしくは逃げ地図の対象範囲を絞り込むなどの対応が必要である。
基本情報
| 開催年月日 | 2025/10/20 |
|---|---|
| 開催場所 | コミュニティふらっと成田 第3集会室 |
| 主催 | あさっこ会 |
| 共催 | 早稲田大学矢口研究室 |
| 参加対象 | 成田地区 民生員 |
| 参加者数 | 民生員 8名、あさっこ会6名、ケア24成田3名 |
ワークショップの様子


