事例紹介
東京都 2025戸塚第二小学校
- 対象災害
-
- 火災
経緯と目的
戸塚協働復興活動研究会は、地域住民・実務家・研究者らにより設立された自主的な研究会である。地震や火災、洪水など様々な災害により被害が予想される東京都新宿区において、戸塚地区を主な対象として、地域力を育む協働復興活動を行ってきた。
本逃げ地図づくりワークショップは引き続き東京都の都市整備局の協力を得て開催された。ワークショップは、新宿区立戸塚第二小学校の4年生の社会科(防災教育)の授業の一部として位置づけ、小学校、地元自治会、戸塚協働復興研究会、東京都が連携して準備・運営に当たった。
本取り組みの目的は、ワークショップを通じて将来を担う子供達がまちづくりを考える機会の創出、そして地域と大学が一体となった防災をはじめとする地域活動の活性化促進とした。
方法と内容
社会科の時間の3コマ(午前中)を使って実施。1コマ目は地域の防災に関する座学、2コマ目は逃げ地図づくり、3コマ目はワークショップの振り返りに割り当てた。
成果と課題
事前学習で防災上危険な場所を学び、逃げ地図ワークショップに参加したことで、逃げ地図を作成する際に児童たちは様々な意見を出すことができた。
児童のグループに、ファシリテーターと記録係を2名ペアで配置することで、スムースな運営を行うことができた。
アンケートを実施し、今後のワークショップの改善に生かす予定。
基本情報
| 開催年月日 | 2025/9/29 |
|---|---|
| 開催場所 | 東京都新宿区高田馬場1丁目新宿区立第二小学校 |
| 主催 | 戸塚協働復興活動研究会 |
| 協力 | 東京都都市整備局、早稲田大学矢口研究室 |
| 参加対象 | 4年生全員(2クラス 計12グループ) |
| 参加者数 | 4年生47名、ファシリテーター21名、新宿区1名、地元住民5名 |
ワークショップの様子


